2016.06.24
貴重な「本棟造」後期型、移築希望の方・募集中!
貴重な「本棟造」後期型民家・移築希望の方を求めます。
建物形態から、おそらく明治初期の建築と推されます。
三角形の小屋裏空間を「養蚕業」を営むために階高を
拡大された形態であり、「本棟造民家」の最終型です。
これ以降、2階部が「養蚕業」専用空間に変貌し、総2階建ての
「養蚕民家」へと移行します。
小屋裏の階高が高いのがよく解ります。
「養蚕業」の作業空間として活用されました。
天井高も確保され子供室等、多目的に改修可能です。
玄関廻りも構造体の腐食もなく、改修に際し何ら問題は
ありません。
都心部に移住され現在空き家状態です。
メンテのため時折帰郷され、換気扇等の管理をされて
いらっしゃいました。
雨戸等、風雨に打たれ劣化していますが、構造体のみ
「移築」となり外装部は全て新装になります。
クリックして拡大↓
本床仕様の2間床は、少し手を加えれば、現代では入手
不可能なムク板の床の間が蘇ります。
2階の作業空間を支えていた大きな大引表しの天井部です。
年代的に「本棟造民家」の成熟期であり、頑強な梁が特徴です。
囲炉裏の上部は吹き抜けであり、巨大な松丸太梁が加構されて
います。
現地再生も可能ですが、アプローチの道路事情を考慮すれば
「移築」が理想かと思われます。
屋根・外装・内装・タルキ・床根太材等を新装する事により
「現代民家」として、立派に蘇ります。
住居のみでなく、商業施設等多目的に活用可能です。
興味を持たれた方は、お気軽に御連絡を宜しくお願いします。
150坪民家・再生事例・外部再生をご覧下さいませ。
クリックしてください。↓
https://kankyo-p.com/works/1852/