長野県南部に存在する治部坂高原・・・・・
標高1.200mの高原には、真夏でも5°〜23°Cの気温で、清涼感が漂います。
都会からの夏の避暑に、秋の紅葉に、冬のスキー場にと大変賑わいます。
駐車場造成に際し、現況の生態系を生かした外構計画を提示しています。
駐車場確保の為、大規模な盛土工事が生まれますが、
土木的な発想で河川を暗梁状に土中に埋め込まずに、
修景河川として水の流れをデザインする手法を取りました。
コンクリート打河岸の上に、 自然石を積み上げた人工河川。
河川周りは、自然石により修景し、傾斜地の落差を利用した
「人口滝」で水を表現し、滝を見上げる「ブリッジ」も設け
て見ました。
15年余りが経過し、遊歩道・工作物等、緑の中に
溶け込んでいるかの様に感じられます。
人工滝を見上げる木製ブリッヂ
コンクリートに表情を与える特殊型枠打による人工滝
人工滝 断面図
H6年3月竣工(浪合村)