「古民家」らしい「のべだん」による玄関へのアプローチ
です。ふんだんにある旧宅の石材を、あちらこちらに再利
用しています。
こんな型の石臼がいくつも残されていました。
あちらこちらの水場に設置と大活躍。
石材は現況のままで、加工しないで再利用
しました。何やらパズルの組み合わせみた
いに、上手く組み込んであります。
敷地内から南面方向を眺めた「伊那谷の風景」です。
なだらかな丘陵状に「お蚕様」の桑畑の跡地が広がり、
遠方には伊那山脈が控えています。
中山間地域の渓谷が醸しだす彫りの深い里山原風景です。
庭園の歩行部と庭との縁石には、古い粘土瓦を再利用し
ています。敷詰めた山砂は、歩行部と庭園部で材種を使
い分けています。
庭園の骨格だけは職人さんにお願いし、これからは植生
に精通した当主の「手づくり的な庭づくり」が始まります。