アトリエ開設以来、小作品にも一作一作情熱を持って取り組んできました。
地方の小村における超小規模施設は、環境への純粋な順応だけでは、
やや乗り遅れ気味であると考え、わずかながらの環境へ想像力、サイン的な効果をも考慮したものです。
何らかの型で空間と住民を結びつける心理作用、街の表情作りに貢献できればと思っています。
交流・温泉・産業
伊那谷各町村における 小規模施設による『街づくり』への試み
自然公園の公衆トイレA
トップライトの光が落ちるトイレ内観
テニスコート場の公衆トイレ
高原の公衆トイレ
高原の公衆トイレ内観
カヌー公園の公衆トイレ
自然公園の公衆トイレB
超ローコストの中で産み出す素材感は極めて単純であり寒冷地に持ち
のよい素材、丈夫であるという事、補修が容易であるという事であり…
屋根はカラー鉄板、外壁はサイディングにAEP、地場産素材の板張、
プラスター仕上げ等であり、金属パネル、ステンレス、高価なタイル
等とは、全く無縁の世界なのです。
キャンプ場の公衆トイレ
小学生の為のあずまや
城址公園の公衆トイレ
山岳地の公衆トイレ
街道沿いの公衆トイレ
これらの超小規模施設が、地域内にちりばめられ、街の表情に刺激が
加えられることを願っています。小規模な物でも熟考された物を創り
だし、街づくりに貢献するのが私達の機能であると思っています。
福祉バス停A
福祉バス停B
照明ＢＯＸとしての福祉バス停
天井ドームから光がふりそそぐバス停内観