交流・温泉・産業
温泉交流施設『御大の館』

山国信州の豊かな樹林の中に、埋没する建築物であるがゆえに、エネルギーを
大量消費する機械装置にたよらない… 澄んだ空気、光、風、豊かな緑を
建築的工夫により取り入れ人間本来の体感に同調する、快適室内環境
創造を試みています。

 

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ライン上

造形テーマは、周辺環境や風土に対する、表層的な形態だけの『共生』を超えて、

地域の伝承文化のみならず、時代性をも造形的に表現しようと試みたものです。

洞の形状に沿ったプランニングは、

屋根をも湾曲させ『洞に舞い降りた野鳥の翼』の様なイメージ形態になりました。

コンクリート打放シ型枠による円型の自由な形状に、

鉄骨部はあくまでも軽く、御大(おんたい)と呼ばれた

『スポーツ精神』『健康感』をも建物自体で表現しようと試みたものである。

ライン下

 

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正面玄関ポーチ部です。
右側には循環方式の「人工滝」を設置.

 

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レストラン・テラスの前面を流れる「人工河川

 

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木組格子梁上部から天空光が降り注ぐ「交流ホール」

 

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休憩・展示コーナー上部のハイサイド開口からは
光と共に自然通風が舞い降りる

 

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円型 のラウンジコーナー。
天井には白色にペイントされた「光のダクト」を設ける。

 

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階高を低く抑え、天井面に照明を埋め込んだ「レストラン」
右側に「人工河川」が見える。

 

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南信州・民家をイメージ形態とする「休憩・タタミコーナー」

 

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傾斜地の敷地に対応すべく、踊り場の広い
緩やかな階段で上昇する。

 

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湿気の上昇を考慮した勾配天井天端には、天空光も降り注ぐ

 

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大きな屋根で覆われた全天候仕様の露天風呂

 

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多様なタイル貼り仕上げによるトイレ廻り

 

 

H8年7月竣工 S造2階 1,450㎡

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